孤独の備忘録

生きるの難しい

野火の感想と諸々

会社を休んでネカフェにこもってた最低な一日

罪悪感があると何事もやっぱ心から楽しめないもんだなうん

何か映画見たいと思いつつネカフェに行っちゃったんだよね、本当はシンゴジラ見ようかなとも考えたけど夏休みオーラ全開の学生たちが映画館内にたむろしていたのでやめた。楽しそうだよねー自分もあんな時があったから誰しも平等にあるから仕方ないんだけどね

会員証忘れたからいつもとは違うネカフェ

ネカフェでも映画の最新作は見れるんです!でも見たのがよりによって野火だから何とも言えない

 

野火

野火

 

 PG12にしてはえぐい描写が多かった

芋一つでも大事な食糧、それを巡って奪い合い裏切られたり殺されたり

どこに敵がいるか分からないジャングルを歩く恐怖感となおかつ空腹に負けて人間たちが人肉まで食べるまでに至る過程に目が離せない(こういう言い方は良くないね)

さらに、のっけから作り物とは分かっているけど死体ばかりが転がっている絶望感

体験した兵士たちは麻痺してるんだけど普通に考えたら異常な光景なんだよね

大体物語の序盤から終盤までほとんど死体ばっかり出てくるから怖い怖い

人間を信じたって神を信じたって降伏したってダメなときはダメなんだなぁ・・

 

バックの不安をあおる音楽もいい、残念なのは若干役者さんたちのセリフがぼそぼそで聞き取れない部分がいくつかありました。とはいえ鬼気迫る演技は皆うまい

なんだかリリーフランキーも怖くなってきたなぁ・・久々に戦争について考えさせられるいい映画でした

 

戦争ものと言えばいや戦時下の庶民かな?

もともと「この世界の片隅に」は表紙に飛びついて上下巻とも買ったけどぼろぼろ泣けました

  そんな漫画の作者のこうの史代さんの本がなんと電子書籍でお安くなっているじゃあありませんか!(ダイレクトマーケティング

 

 kindle版は上中下の三部構成だけど決して買って後悔はしない本なのでどうでしょう?

今なら1巻目からは99円ですし、安かったので早速私も読んでなかった多作品を漁ろうと思います

 

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

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