孤独の備忘録

生きるの難しい

紫色のクオリア 漫画版感想

※若干ネタバレ注意

 

紫色のクオリアは今日全部読み終わりました。というより読むのをやめるタイミングが見つからなかった。

はじめに書いときますけど百合漫画です。

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漫画はすらすら読めるよねほんとに。だからこそ絵目当てだったり、アクション重視の漫画って楽しいんだけどあっという間に終わるし、漫画一冊の値段もばかにならないのでこういうしっかり読まないと話についていけない漫画は個人的に好きです。じっくり読むという行為を楽しめるので(悪口じゃないよ)

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電子書籍でも充分ですよねぇ、いい発色だぁ・・

てか、埃かぶったキンドル久しぶりに起動したけどやっぱいいわ。手汗がひどい自分には本のコンディションとか折り目つけないようにとか劣化がないから気にしなくていい。場所も取らないし、容量食う漫画入れる場合だと、ほんとに気に入った漫画しか入れられないからね。

 

お話に戻ると

人間がロボットに見えるという少女に恋した女の子のお話。哲学的な要素を分かり易く紹介しながら話に絡めていくスタイル。登場人物みんな中学生なんだよね(汗)すっごい高度な話してるよこの子たち・・

ヒロインの能力について延々と語っていくと思ったら怒涛の急展開の連続。一瞬ロボットものになったと思ったら、猟奇事件なんてどうでもよかったと言えるくらいの変化を遂げていく主人公。ガクちゃんアクティブ過ぎる。

 

シュタゲ的なのを想像してたんですがこんなタイムリープも面白いです。タイムリープものって後半になるにつれて、また戻ればいいんだからって手段選ばなくなってくるのが怖いですよね。案の定この漫画の主人公もどんどん壊れていきます。彼女が行きついた先は、彼女たちにとってのクオリアとは何なのか。続きはぜひ購入をオススメします。

それにしてもこの内容を原作1巻、漫画版3巻にまとめるとかいい仕事してますね。