孤独の備忘録

生きるの難しい

夏と自分をひたすら恨む

9月に入ってもう5日

就活状況は非常にマズイ

残り持ちゴマが少ないしやる気が出ない。それにお祈りの手紙がまた一通来た!
落選通知はそっけないけど、成績証明書とか発行に金かかる書類までわざわざ返送してくれたから他の企業よりなんか嬉しい。(俺を落とした他の企業も見習えよ)
気分転換に出かけると落選した企業ばかりが目につく。

なんだろう?なんか、就活で関わった企業がダメだったりするとなんだか憎しみが湧いてくるよね、俺に出来るのはせいぜい不買運動くらいなもんだけど。

 

かといって卒論は参考文献を読み進めて要約作業をする毎日、読んでも読んでも理解出来ない個所が目立っていくばかりでどんどん不安に陥っていく。これを読んだらあれも読まなきゃいけないんじゃ・・?と不安定なループ。2週間以内に章たてと1章書くのが間に合うかは知らない。考えたくない。時の流れと明日の俺が頑張ってくれるよきっと


就活終わって卒論だけの君、あるいは全てクリアして卒業旅行でウッキウキの君、大いに嘲笑いたまえ。
この男はせっかくの大学最後の夏も棒に振る事さえもできずに狭い机の上でうんうん唸って半ばキチガイじみた形相でPCに文字をひたすら打ち込んでいるのである。

思い返せば膨大な時間があったにもかかわらず大学で一体何をしていたのか?友情を高める機会も色恋沙汰もなく、かといって恐ろしいほどに趣味に没頭することも出来なかった自分が恨めしい。就活も卒論もやるべきことは山ほど残されている。

最近になって日々の逃避の中で俺はようやくやりたいことを見つけた。

今、猛烈にお遍路に行きたい。自分探しに行きたい。自然の偉大さに触れたい。もう一度自己をみつめたい。しかし、やりたいことが見つかった時には時すでにお寿司。

現実は卒業試練と人生を賭けたレースの終盤戦、しかも遅れてるなんてもんじゃない。走ることすらしていない。己の心に素直になれば、自身の人生をこんな下らない異常な行事で決められるなんてたまったもんじゃない。
けれども、続けるしかないのだ。残りの大学期間もドブに捨てるような苦痛を味わいながら過ごすこととなるだろう。

 

社会人になってからじゃダメなんだ、大学生で余裕のあるうちに四国八十八ヶ所巡礼にいきたかった!これは逃避かもしれない、何かが変わるかもしれないという安易な考えなのは分かっている。でもできれば後先を考えないエネルギーがあるうちに達成しておきたかった。勢いに任せて細かいこと考えずに飛び出したかった!

 

よく考えれば社会人になれる保証もないし、余裕があるかも分からない
とかく、生きづらくなる世の中だ。俺に出来るせめてもの事は、自分以外の人間にまで不幸をまき散らさないように日々をただ静かに耐えていくのみだ。

今は、ただただ自分が恨めしい